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今さらだけど、福澤諭吉先生の『学問のすゝめ』を読んでみた



先日オーチャードの高島屋の紀伊国屋に行った時にふと「目があって」(?)、今さらながら福澤諭吉先生の『学問のすゝめ』の現代語訳版を手に取りました。

『学問のすゝめ』は1872年から1876年にかけて初編から十七編の17の分冊として出版されたものですが、福澤先生の考え方及び慶應義塾の建学の精神が凝縮されており、140年経った今でも通じる不偏な内容に驚きを隠せません。

学問は実学である
冒頭の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は超有名で、その趣旨は「人は生まれながらに平等で、人に貴賤はないが、勉強したかしないかの差は大きい。だから勉強しなさい(→ゆえに「学問のすゝめ」)」というものです。で、福澤先生のすごいのは、最初の段階で「勉強すべき学問は、実生活に役立つような実学であって、古文とか漢文のように単に教養を学ぶことではない」とバッサリ斬っているところ。今でこそこうした考え方も当たり前な部分もありますが、当時いきなり書籍の冒頭でこの考えを提示するのは、相当勇気がいったかと思います。本書を読んで、MBAにしろ、英語の勉強にしろ、「その後の実務・実生活に寄与するか?」ということ問いながら学んでいくことが重要ということを改めて再確認した次第です。

その他自己啓発書の原点と言える内容も盛りだくさん
自分も本書を手にするまで知りませんでしたが、実は『学問のすゝめ』は前述の実学としての学問を勧めるに留まらず、一人の独立した人間としてどう振る舞うべきか、言ってみれば自己啓発書の原点と言える内容がふんだんに盛り込まれています。例えば、物事の理非を判断する力を持ち、向上心をもって競争に励む。男女は同権であり、観察や推理にもとづく科学的精神を持ち、品性を磨き、経済的感覚を持たねばならない等々。特に成功のためには、「人望」を高め「人付き合い」をよくすることが大事で、そのためには、①効果的な話し方を身に付ける、②好かれる容姿に気を配る、③旧友を大事にしつつ新しい友を見つける努力を怠らないという三点を挙げていて、こうした点は世間一般の慶應生のイメージにも結びつくような!?

まとめ
という訳で、今さらながら福澤諭吉先生の『学問のすゝめ』を読んだ記事でした。塾員(慶應義塾の卒業生)ながらこれまで読んでこなかったのはちょっと後悔です。自分の場合、卒業後に慶應出身でよかったと感じることはしばしですが、この本を大学入学前に読んでおけば、在学中から違った角度で慶應義塾を見ることができたのにと思います。なお、『学問のすゝめ』は、いくつかバージョンがあり、岩波の原著(に近いバージョン?)や、三色ボールペンでお馴染みの(?)斎藤考氏の現代語訳版もあるようで、機会があればそちらにチャレンジしたいと思います。

現代語訳 学問のすすめ (知的生きかた文庫) 
学問のすゝめ (岩波文庫) 学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

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個人的にはこちらの本にも興味がありますw
早稲女、女、男

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~自己紹介~
2011年8月からシンガポール国立大学(NUS)のMBAクラスに参加予定です。主に、授業の内容やシンガポールでの生活全般について取り上げていきたいと思います。

*プチ情報*
・日本の公認会計士(一応)
・TOEIC985点
・英検1級

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